埼玉県越谷市に拠点を置く「株式会社 明和」。「ELFORD(エルフォード)」と言うと、ランドクルーザーなどのSUVオーナーであれば、おわかりの方も多いであろう。
エルフォードは、SUVのエアロ・ホイールの人気ブランド。ランドクルーザーオーナーからは高い支持を得ている。
株式会社 明和は1987年に設立。その後、1994年にエルフォードをブランドとして立ち上げ、当時の車種は、ハイラックスサーフ130系、パジェロ40系、テラノなどにオリジナルエアロを装着し、この頃から車高を下げたカスタマイズをしていた。
「当時、フルサイズ4WDは、リフトアップするのが一般で、エアロを装着し車高を下げるというカスタマイズを行っていたのは、間違いなく日本ではエルフォードが初めてだと思います。」
とエルフォード 荻野氏は言う。
エルフォードを始めた時のコンセプトは、「フルサイズ4WDで他が行っていないカスタマイズ」。90年代前半はリフトアップでさえ、日本で浸透し始めた頃。
最初に始めたカスタマイズは、エクステリアはそのままでローダウンし、20インチのタイヤ・ホイールを装着。しかし、それだけでは物足りず、オリジナルのエアロ製作を開始する。
「当時はフルサイズ4WDの市場規模は今に比べ非常に小さかったので、エルフォードブランドを認知して貰うのは非常に大変でした。」
エルフォードも認知されSUVのローダウンが一般的になる中、「PARADA Spec-X(パラダスペックエックス)」と出会うこととなる。
横浜ゴムのPARADA Spec-Xは、都市型4×4/SUVユーザーのための、ラグジュアリードレスアップタイヤ。"X"はクロスオーバーを意味し、SUVのみならず、大内径タイヤを履く乗用車にもマッチしている。 オフロード志向でもない、スポーツ志向でもない、ラグジュアリードレスアップタイヤとしてラインナップされている。
エルフォード 荻野氏は、初めてPARADA Spec-Xを組んだ時の事は良く覚えているという。
「PARADA Spec-Xはホイールに非常に組み込みやすく、バランスも良かったですね。通常、20インチ、22インチ、24インチと径が大きくなると、組み込みづらくなります。PARADA Spec-Xはそんな事は無く、非常に組み込みやすい。」
更に初めて走行した時の事も
「組み込みやすさから走りも期待し、街乗りをしてみました。乗り心地の良さ、静粛性の高さには驚きました。まさにこれがラグジュアリードレスアップタイヤだと思いましたね。」
更にエルフォードでは、ランドクルーザー、ランドクルーザープラドなど、それぞれの車種に合わせ、デザインはもちろん、オフセットも拘り、エルフォードにしかないサイズを展開している。
「タイヤは当然メーカーによってサイドウォールの形状の違い、同サイズでも微妙な差があります。どのタイヤを装着するかで、ホイールのサイズも変わってきますが、当社では、PARADA Spec-Xを基準にホイールのサイズ設定を検討しています。」
今回用意して頂いたデモカーのランドクルーザープラド。新たにラインアップしたエアロと、ランドクルーザープラド専用に設定したオリジナルエアロが装着されている。
「ランドクルーザーやLX570は、オーナーの平均年齢も高く、年々上がってきています。しかし、ランドクルーザープラドは、20代のオーナーが増えてきています。それに合わせ、エアロは価格を抑えた設定にしています。」
ランドクルーザープラドのエアロは、純正のエアロを交換ではなく、そのまま純正エアロの上に装着出来るタイプにすることにより、少ないパーツ点数で違いを演出している。
しかし、このデモカーに限って、ローダウンではなく、フロントのみ1センチ「リフトアップ」している。
「純正の車高が若干前下がりなので、フロントサスペンションにスペーサーを入れております。ランドクルーザープラドは少し腰高に見せるだけで車の迫力が増します。」
ホイールは、エルフォードオリジナルのプラド専用ホイール 「ソニックアート」 を装着。デザインと軽量化に拘り、更に降雪地域の塩害も考慮し、「塩水腐食耐久試験1000時間」もクリアし、まさに「プラド専用最軽量高性能ホイール」と言える。
今回のランドクルーザープラドの他にも、ランドクルーザー、LX570、C-HRなどのデモカーをラインナップし、全てPARADA Spec-Xを装着している。
まさにPARADA Spec-Xと同じコンセプトの「都市型4×4/SUVユーザーのための、ラグジュアリードレスアップ」を追求しているエルフォード。SUVオーナーは、エルフォードにカスタマイズを相談してみては如何だろうか。
■ 株式会社 明和
住所 : 埼玉県越谷市東越谷7-88
TEL : 048-966-3551
http://www.meiwa-net.com