ハイクッションについて

《ハイクッション》の特徴とメリット

  • トレッド/ミドル/ベースの各部分に、それぞれに適したコンパウンドを配置。
    さまざまな性能を高次元でバランス。

    • 高い経済性(耐摩耗性能、耐カット性能、耐チッピング性能を強化し、ランニングコストを低減)
    • 良好な乗り心地
    • 優れた燃費性(ころがり抵抗を抑え、燃料消費を低減)
    • 低い発熱性(発熱を抑制し、良好な耐久性を確保)
  • 厚いトレッドゴム層と大型トレッドブロックで耐摩耗性を向上。

  • クッションタイヤ(ノーパンク構造)ならではの安全で効率的な作業性を追求。

    • 作業安全性向上(パンクによる荷崩れを防止)
    • 車両安定性および作業効率性向上
    • 省メンテナンス性(タイヤ空気圧の管理が不要)
    • 長いタイヤライフ
  • リムスリップを低減するスチールロッドビード構造を採用。(サイズによりビード本数が異なります)

  • 摩耗限度表示

    • トレッド幅の1/4点で残溝がほぼ0になるラインです。交換をお勧めする時期です。
    • トレッドパターンがほぼなくなる時点を示すラインです。
    《ハイクッション》の特徴とメリット
《ハイクッション》の特徴とメリット

産業車両用タイヤ 性能イメージ比較表

クッションタイヤ
(ノーパンク)
スタンダードタイプ スタンダードタイプ 低ころがり抵抗(省電力)タイプ 乗り心地重視タイプ
FT HT-SL HT-EL HT-CL HT-WH
耐摩耗性
乗り心地
燃費性
操縦安定性
駆動・けん引力
耐カット性
耐パンク性
ウェットグリップ性
ニューマチック
(空気入りタイヤ)
エンジン式フォークリフト用 バッテリー式フォークリフト用 フォークリフト用スノータイヤ
Y-520 Y-520 SB入り Y-20 Y-555BL Y-733、Y-420
耐摩耗性
乗り心地
燃費性
操縦安定性
駆動・けん引力
耐カット性
耐パンク性
ウェットグリップ性
氷雪上性能
排雪・排土性

この表は当社の産業車両用タイヤの性能・特徴(イメージ)を表したものです。これを目安としてタイヤを選定してください。 このマークが多いほど優れています。
空気入り:Y-520、ノーパンク:HT-SLを基準タイヤとして掲載しています。

産業車両用タイヤのサイズ表示

●空気入りタイヤ(ニューマチックタイヤ)

5.00 - 8 8PR
  • 断面幅の呼び(インチ)
  • リム径の呼び(インチ)
  • タイヤ強度(プライレーティング)
18 × 7 - 8 14PR
  • タイヤ外径(インチ)
  • 断面幅の呼び(インチ)
  • リム径の呼び(インチ)
  • タイヤ強度(プライレーティング)
250 - 15 16PR
  • 断面幅の呼び(mm)
  • リム径の呼び(インチ)
  • タイヤ強度(プライレーティング)

●クッションタイヤ

5.00 - 8/3.00
  • 断面幅の呼び(インチ)
  • リム径の呼び(インチ)
  • リム幅(インチ)

チューブ(強化仕様)

商品コード サイズ バルブ 仕様
U1169 4.50-12 JS2 ID用
U1362 12.00-20 TR76A ID用
U1313 12.00-20 TR78A ID用

フラップ(強化仕様)

商品コード リムサイズ
W0194 8.25(R)15
W0232 7.50(R)16
W0289 9.00-16
W0224 10.00/11.1(R)20
W0187 12.00(R)20
W0312 12.00(R)24
W0252 13.00/14.00/16.00/18.00(R)24/25

製鉄所等の特殊車両や重量物運搬車両などにご使用になる場合は、チュ−ブ、フラップの強化仕様品を推奨します。ご使用にあたっては、事前に当社サービスエンジニアにご相談ください。

ご注意(必ずお読みください)

  • 警告 産業車両用タイヤは高荷重、高空気圧に耐えるように設計されていますが、走行中のタイヤ発熱は大きいため、荷重に見合った速度にて使用してください。特にクッションタイヤの場合はニューマチック(空気入り)タイヤに比べ、発熱が大きいので、過積載や高速での連続長時間走行は絶対に避けてください。
  • 警告 《ハイクッションHT》のカラータイプは、配合剤の関係でゴムの電気抵抗が大きく、車両によって静電気が生じることがあります。このような症状が見られる場合はアースベルト等を取り付けてください。
  • 警告 クッションタイヤは外見は空気入りタイヤと同じように見えますが、空気入りタイヤの2~3倍の重量があり、手足への落下、倒れなどによる挟まれ、また持ち上げ時に背骨や腰を痛める恐れがありますので、取扱いには十分ご注意ください。