Groover’s Voice vol.4 安東弘樹 クルマも音楽も“最新”を追い求めてます!

安東弘樹 (フリーアナウンサー)

クルマを愛し、音楽を愛する人々にお話を伺う「Groover’s Voice」。今回お話を伺うのは“アンディ”の愛称で人気を博し、現在はフリーアナウンサーとして活躍する安東さん。本人自ら“常軌を逸した”(?)と語るクルマ好きぶりとは如何ほどなのか?

聞き手/河西啓介(Sound Groover編集長) 写真/阿部昌也
2020.02.19

半年で2万2000km走りました

―― 安東さんのクルマ好きは、自動車業界でも有名です。“あれはもう、フツーではないと”(笑)。

安東 :認めざるを得ません(苦笑)。クルマ好き……というか“運転好き”なんです。テレビ局のアナウンサーを辞めてフリーになって一番、良かったのは「どこへでも自分が運転するクルマで移動できること」ですからね。「運転したくない」と思ったことは人生で一秒たりともありませんし、運転しているあいだずっとアドレナリンが出ているのを感じるんですよ。「楽しい〜!」って。

―― すでにもう、そのアドレナリンに押され気味です……(汗)。基本「移動はすべてクルマ」と仰るとおり、今日もご自身の愛車で来ていただきましたね。

安東: このメルセデス・ベンツE220d「オールテレイン」4マチックは、半年前に買ったのですが、もう2万2000km走っていて、すでに2回、ディーラーの点検に入れました。営業の方が「すごいですねー、わたしのお客さんの中では、これまでで一番の走行距離です。……」と仰ってました。
折角、クルマを買っても、皆さん、あまり走らないんですね。

―― いや、安東さんが走りすぎなんじゃ……。ところでなぜこのクルマを選ばれたんですか?

安東: 愛車歴43台目にして初のメルセデスなのですが、とにかく今の僕のライフスタイルにぴったりなんです。家族4人が、ゆったり乗れて、雪山に行くのにも安心な4輪駆動。燃費のいいディーゼルエンジンで、ステアリングに付いたパドルでマニュアル操作ができる。悪路でも高速道路でも乗り心地に優れるばかりか車高も変えられるエアサスペンションが備わり、シートにはヒーターとベンチレーションが付けられる。更には屋根に大きなガラスのパノラマルーフを装備し採光と換気も可能。これらは今回のクルマ選びの絶対条件だったのですが、ぜんぶ満たしてくれるクルマがこれしかなかったんです。だから「ベンツに乗ってるんですね!」と言われたら否定はしませんが、「はい、メルセデスのE220dオールテレイン4マチックに乗ってます」と返します。(笑)

渋滞では「クラッチをたくさん踏める!」と

―― とにかく「マニュアルシフトが大好き」という安東さんですが……。

安東:そうですね。もう1台の愛車は、11年間乗っているポルシェ911(997型)なんですが、これも911 カレラ4Sの右ハンドルMTという、日本向けカタログにはないモデルをオーダーして入れてもらいました。おそらく“日本に1台”仕様です。

―― でも仕事はお忙しいですし、MT車だと疲れることはありませんか? 渋滞もありますし……。

安東: ないですね(笑)。渋滞に突入したら「たくさんクラッチを踏める!」って思うぐらいですから。どの現場に行くのも常に自分で運転しますし、自宅と仕事現場の都心の往復で100kmありますが、それはほぼ毎日。この2ヶ月だけでも盛岡、大分、京都、あ、金沢にも、すべてクルマで行きました。陸続きの場所であれば基本、クルマ移動です。スケジュールの都合で飛行機や新幹線移動になる時もありますが、そんなときは正に断腸の思いで両者に乗ります。(笑)

―― クルマに乗っている時間が圧倒的に長いと思うのですが、車内で「音楽」は聴きますか?

安東:聴きますよ。というか、音楽を聴くのはほぼクルマの中です。なにもかけずにエンジンや排気の音を聴いていることもありますが、ポルシェに乗っている時も半分位の頻度で音楽をかけてますし、メルセデスでは9割がた聴いていますね。

夜な夜なYouTubeであたらしい音楽を探してます

―― どんな音楽が好きなんですか?

安東:なんでも聴くんです。洋楽からJポップ、アイドル、クラシックまで。最近はBTS(防弾少年団)をきっかけに、韓流アイドルのクオリティの高さに驚いてます。とにかくダンスも歌も上手いんです。ハーモニーも素晴らしい。あとはロックですが、ワンオク(One OK Rock)も好きですね。あ、ヒゲダン(official髭男dism)も最近聴くし、それから同じ事務所のwacciも好きだな~

wacci(ワッチ)は2009年に結成されたバンド。画像は4thアルバム「Empathy」(エンパシー)のジャケット。

wacchi オフィシャルWebサイト

―― BTSにワンオク、ヒゲダン……、失礼ですがアラフィフの安東さんのイメージからするともう少し懐かしい曲を聴いてるのかな……なんて思ってたので意外です。

安東:それが、クルマにも音楽にも共通しているのですが、なぜか“最新”のものが好きなんです。クルマは最新の技術が好きで、正直、旧いクルマには、デザイン意外、あまり興味がありませんし、音楽も昔の曲を聴くと「音が古っ!」って思ってしまうんですよね……。青春時代に聴いた曲を懐かしんだりするのが普通の感覚だと思うのですが、そういう気持ちが殆どなくて……。嗜好があまりに極端なので、自分でも「人として何かが欠けているのではないか……」と思うことがあります(汗)。

―― いやいや、その常に新しいモノやカルチャーを追い求める感覚、むしろ羨ましいです。だからいつまでも若々しいんですね。

安東 確かに若い人と話すときはまったく違和感がないですね。いまも夜な夜なYouTubeであたらしい音楽を探してます。最近ハマっているのは「Love Harmony’s,Inc.(ラブ ハーモニーズ インク)というアカペラコーラスグループです。2018年に結成された男女のグループで、歌うのは基本的にカバー曲なんですが、メンバー皆さんの声も素晴らしいし、ルックスも良い!そして何よりハーモニーが秀逸です!だけど聴けるのはYoutubeの公式チャンネルだけで、CDも出てないし、配信もされていない。なんでだろう? って、そこが不思議なんですが、オススメなので、ぜひ聴いてみてください。
―― 安東さんのクルマ愛と音楽愛、そして“最新”を追い求める気持ち、同世代としてかなり刺激を受けました(インタビュアーのカワニシ/Sound Groover編集長 は安東さんと同じ歳)。これからもさまざまなメディアでの発信に注目していきたいと思います。

ありがとうございました!

Profile

安東弘樹(あんどう・ひろき)
1967年神奈川県生まれ。TBSアナウンサーとして“アンディ”の愛称で親しまれ、バラエティから報道までさまざまな番組で活躍。2018年に独立。フリーアナウンサーとして活動するいっぽう、自動車関連メディアへの出演、寄稿も多い。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員も務める。

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