
燃料の残量が、どれくらいになったらガソリンスタンドを探すか?
先日、友人とそんな話になって、そいつが「残りが半分になったら給油する」と言うから驚いた。もしや、それが普通の感覚であって、驚く自分のほうがおかしいのか?
自分の場合は、いつも燃料計の最後の1メモリが点滅し始めるまで給油しない。点滅し始めてから数十キロは走れることがわかっているし、まだ走れるのに給油するのは、なんかもったいない気がするじゃないか… と言うと、今度は友人が驚いていた。
もったいない、の意味がわからない、と。
ようするに面倒くさいことはできるだけ先延ばししたい、という性格なのだ。おかげで点滅するメモリに急かされながら、いつもガソリンスタンドを探すはめになる。もっと早く入れておけばよかった、と悔いながら。
小学校の夏休みの宿題以来、人生、すべてにおいてそうである。
焦って探す時にかぎって、いつもならどこにでもあるガソリンスタンドが見つからない。いよいよ焦って、やっと「あった!」と思ったら、反対側の車線だったり…。
何が言いたいのかというと… だから皆さん、どうか給油はお早めに。

ドライブは大好きだけど、やっぱり渋滞は避けたい。
たとえば、行楽シーズンの数珠つなぎの高速道路。うんざりしていると、となりの車線は流れている。ならば、と車線を移った途端に流れは止まり、今度は逆に元の車線のほうが流れ始める…。
助手席に座った女房に舌打ちなんてされようものなら、もう目的地に到着するまで口もききたくなくなる。
だから皆さん、無駄な車線変更は止めましょう。イライラが募るだけです。
洗車をすると、雨が降る。きっと誰もが経験したことがあるはず。
どうせ洗っても雨が降るから、なんて僕みたいに怠けていると、どんどんクルマは汚れていく。磨き込まれたクルマは、たとえ雨に濡れても美しいものだ。
だから、まめに洗車はすべし。不具合の早期発見にもつながります。
この冬は雪が多いと聞いて、早々とスタッドレスタイヤに履き替えた。
洗車をすれば雨が降るのに、東京はスタッドレスタイヤに履き替えても雪は降らず。なんだ、だったら、わざわざタイヤを交換する必要はなかったじゃないか…。
いいや、そうじゃない。
スタッドレスタイヤを履いていたからこそ、この冬もどこへでも安心して出発することができたのだ。東京に雪が降らなかったのは、結果でしかない。夏タイヤだったら、いつ雪が降るか、道が凍っていないか、不安でドライブを楽しむどころではなかったろう。
大切なのは、いつだって安心して走り出せること。
だから皆さん… つねに道への備えは抜かりなく。
もちろん、人生という道にもね。
この記事を書いたライター

自他ともに認めるクルマ馬鹿であり、「座右の銘は、
現在の愛車は手に入れたばかりのジムニーシエラと、