タイヤの保管方法について

秋もすっかり深まり、スタッドレスタイヤの準備を考える時期になってきますね。ところで、皆さまが交換されたタイヤの保管はどうしていますか?

先日、横浜ゴムが運営する“ADVAN club LINE”でタイヤの保管方法についてのアンケートを実施しました。

ここにクルマ好き上級者のタイヤ保管方法をご紹介します!

※「ADVAN club」は、1978年 ヨコハマタイヤのプレミアムタイヤブランド「ADVAN」の誕生と同時に発足した40年以上続くクルマ好きの方達に支えられたファン組織です。
2021.11.05

ADVAN club LINEメンバーのタイヤ保管方法は?

さすがクルマ好きの方達、ほぼ完ぺきな保管をされていました!
投稿の一部をご紹介します。

北日本在住です。タイヤ交換後は、タイヤ、ホイールを洗って乾燥させてから小屋に保管です。
家の車台数分入れ替えなので、すごく大変で、会社同僚にタイヤ交換した?腰痛がー・・・で、盛り上がります!《mizu660さん》

タイヤは物置に1本ずつビニールの袋に入れて縦に保管してます。宮城県は冬タイヤも必要ですのでタイヤ交換も必要になりホイールに組み込んだ状態で保管してます。雨ざらしや横にそのまま重ねたりはしません。タイヤが太いと(225/40-18インチ)重くなり大変な作業です。《やまちゃんさん》

-所有台数が多かったりタイヤが太いと格闘ですね、、、くれぐれも腰には気をつけてください!

タイヤは泥や砂等の汚れを水や洗剤で綺麗に落としてタオルで拭いた後、袋に入れて密封、日光を遮りある程度湿気のある所に置いています。《拓樹さん》

屋内保管が難しいので、屋外で市販のタイヤカバーを掛けてます。しかし、物が頼りないので、2年目からは二重にし、さらにタイヤをビニール袋にいれて、保管してます。エアーも1.5キロに落としてます。《いのっちさん》

庭の倉庫にタイヤ一つ一つビニールに包み保管しています。また、一ヶ月に一回空気圧点検も行っています。《ゆうとさん》

空気圧を減らして、倉庫などの日陰で、風通しの良い場所で保管《平川雄一さん》

-保管時の空気圧にまで気を遣うのはスペシャリスト認定です!

うちではタイヤを1本ずつラップで巻いてビニール袋に入れて物置に横重ねしてます。ゴムの劣化を防ぐためにやってますが、これで大丈夫なのか不安もあります。《はまちゃんさん》

枕木を2本置き横重ねでタイヤカバーして自転車用の荷物固定用のゴムヒモでバタつかないようにカバーを固定しています。《FUTURE♪まーさん》

-枕木を使うとは!風通しが良さそうです!!

屋内で積み上げて保管しています。必ず洗って袋に入れています。《三國司さん》

物置にカバーをかけて保管しています。最近のタイヤは、サイズが大きく価格も高いものが多いので、防犯面でもよいのではないかと思っています。《匿名希望》

冬用のスタッドレスは、布団用真空パックに入れて、その上に毛布を掛けて直射日光の当たらない物置小屋で保管しています。 《阿部 義明さん》

-布団用真空パックに入れる猛者まで!師匠と呼んでよろしいでしょうか。

今年の春までガソリンスタンドで仕事をしていましたが、保存袋(透明ビニール)に入れて持ってくるお客様。いかにも外に保管で、袋の中がびしょ濡れとか(蒸れてるよ)寒い日は凍っていたり、最悪、猫のおしっこであろう、あの独特の臭いがするものをお持ち頂いて、作業が劇的だった事も(笑) 《ひろみさん》

-キャー!!!確かに交換する人のことを考えると丁寧に保管しておきたいですね。。そもそもそのタイヤはクルマに積んでお店に持って行ったんですよね、、、もっとクルマを愛してくださぁーい!

というようにさすがクルマ好きの方達にはタイヤの保管にもこだわりがあるようです。

ではおススメの保管方法を横浜ゴムよりお話します。

正しいタイヤの保管方法

【下準備】
まずは汚れをしっかり落としましょう。
道路上の泥や砂には化学物質が含まれていることもあり、汚れを長期間放置するとタイヤが傷んだり、色ムラが発生する可能性もあります。
タイヤのアウト側は日常の洗車時に綺麗にできますがイン側や接地面はなかなか手が届きません。
半年以上走ればかなりの汚れが付着しています。
特にスタッドレスタイヤは融雪剤(塩カル)により、ゴムを痛める原因になるのでしっかり洗い落としてから保管しましょう。
洗剤などを使うと必要以上にゴム本来が持つ保護成分を流してしまう可能性があるので水洗いだけでOK!
洗った後はしっかり日陰に置いて乾かしましょう。

そして次にホイール付きのタイヤでしたら空気圧を指定値の半分くらい(100~150kPa)まで抜いてあげます。
例えばクルマの指定空気圧が220kPaということは大気圧の2.2倍の圧力ということ。
タイヤは内側から大きな圧力で膨らませて車体を支えているので、保管中はタイヤのゴムやコードに負担をかけないようにするために空気を抜くことをお薦めします。
放っておいてもタイヤの空気は月に10kPa程度は自然に抜けてしまいますし、再度装着した際にはクルマにあった適正な空気の充填が必要になりますので、せっかくなら保管中は抜いてタイヤを休ませてあげましょう。

最後に汚れが付着しないようにタイヤ保管用のビニール袋や、自動車用品店で売っている保管カバーを被せれば、準備OKです。

【保管場所】
水分や汚れはタイヤの敵。
保管場所も雨風を避けることのできる場所が理想です。
また、日光に含まれる紫外線はタイヤを劣化させたり、変色させたりする原因になります。日陰に保管しましょう。

【タイヤの積み方】
ホイール付きタイヤですと準備段階で空気を抜いているので接地部分に負担をかけないためにも横積み(樽積み)で保管しましょう。
タイヤのみでしたら立てた状態での保管もOKです。また、タイヤを床置きするときにはゴム内部の薬品がにじみ出て床が汚れる恐れがありますので、厚手のダンボールなどを敷いてください。

最後に

保管スペース、タイヤの積み下ろしの面倒さはもとより保管環境や盗難防止を考えると、タイヤのプロにお任せするというのも一つの方法かもしれません。
ヨコハマのタイヤショップ、タイヤガーデンでもタイヤ保管サービスを行っている店舗がありますのでお気軽にご相談ください。

タイヤガーデンwebサイト

タイヤの保管は事前の準備がとても重要です。その事前のひと手間がタイヤの寿命を伸ばし、来シーズンも安心してご使用いただくための秘訣になります!ぜひ頑張ってやってみましょう!

今回、タイヤ保管方法の情報提供をしてくださったのは「ADVAN club」のメンバーの方々でした。

このADVAN clubとは、カーライフにまつわる情報や参加型コンテンツを受け取れる無料の“ADVAN club LINEメンバー”と、様々な特典のある有料の“ADVAN club PREMIUMメンバー”の2つがあります。

まずは気軽に無料の“ADVAN club LINE”から登録してみてください!

ADVAN club 公式webサイト

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