協機工業股份有限公司 (SCK)(台湾)

苗栗工場(Miaoli factory)

中壢工場(Zhongli factory)

事業内容

低圧および高圧ゴムホース、アセンブリ品、コンパウンドマスターバッチ(CMB)の生産・販売

敷地面積

30,464m2

従業員数

163名(2022年4月現在)

所在地

本社/中壢工場:桃園市中壢區西園路99號 台湾
苗栗工場:苗栗縣銅鑼郷中興路91號 台湾

相談・苦情などの受付窓口

管理部総務課 TEL:+886-3-451-4015 FAX:+886-3-451-2969

社長ご挨拶

林清池董事長(会長・右)峯尾和之総経理(社長・左)

協機工業は、1979年に創業し、今年で42周年を迎える台湾で低圧・高圧ゴムホース、アセンブリ品、及びコンパウンドマスターバッチを生産・販売する事業会社です。
1990年に横浜ゴムと合弁契約を締結し、横浜ゴムグループの一員となり、現在、台湾国内に2工場を持ち事業活動をしています。
当社は安全と環境を経営の重要な柱として掲げ、2001年にISO14001の認証を取得すると共に、2020年にはISO45001を取得するなど、地域の一員として安全な作業環境を確保しつつ環境負荷低減のための活動も積極的に行っています。
具体的な活動例として、ホース生産において必要不可欠なマンドレル(芯体)や、加硫時の被覆材である補助材料の再使用回数を増やす取り組みによって廃棄物の削減を図り、また、設備改善によるエネルギー効率を向上させる等の取り組みを積極的に展開しています。
また、「安全」「環境」「品質」を事業運営の基本とし、それら3分野のマネジメントシステムの認証を取得、運用して行くことで、地球に優しく、お客様に安全・安心を担保した製品を提供させていただくことで、横浜ゴムの新中期経営計画YX2023のCSRスローガンである「未来への思いやり」を事業活動において示して行くことで、皆様に認めていただけるような事業運営を図って行きます。

品質の維持向上の為、毎年、品質目標を定め、社員にカードを配布し、意識の向上を図っています。

また、千年の杜活動として2022年に5回目の植樹を中壢工場にて実施しました。

中壢工場での植樹活動(2022/3/3)

中壢工場での植樹活動(2022/3/3)

組織統治

コンプライアンス教育

協機工業経営行動宣示小冊子を従業員全員に配布するほか、行動方針を掲示して、従業員に周知させています。また「横浜ゴムグループ行動指針」の中国語版を作成し、従業員全員に配布もしています。2022年も、2016年末に実施された横浜ゴム監査室による業務監査結果を基本に、「ルールに基づく業務遂行」の見直し・徹底を推進しています。

汚職を防止するための方針

協機工業経営行動宣示小冊子を従業員全員に配布するほか、行動方針を掲示して、従業員に周知しています。

人権

人権教育

会社規則において各種法律を遵守することを規定しています。

労働慣行

労働安全衛生

安全方針
  1. 全員参加と努力で労働災害予防活動を行う
  2. 安全管理システムにより労働災害発生を防止する
  3. 法律に従い規制の要求値を守り改善を行う

2020年、苗栗、中壢両工場にてISO45001を取得しました。

従業員の教育・訓練

QCC活動(小集団改善活動)を実施し、毎年発表会を開催しています。また、フォークリフト・ボイラーなどの操作訓練を定期に実施しています。

QCC発表会 (2022/1/7)

QCC発表会 (2022/1/7)

災害時の対応

年二回の両工場での消防訓練、救急方法に関わる安全訓練を実施すると共に、緊急連絡網の整備・見直しを随時行っています。また、両工場にAEDを常備し、従業員に使用方法の研修を行っています。

男女平等の推進

採用においては男女平等の精神で男女の区別はしていません。
特に推進を強化しているわけではありませんが、地域の特徴として、管理職を含め、多くの女性社員が活躍しています。

障害者雇用

雇用率は0.6%となっています。

環境

環境マネジメント

横浜ゴムの環境月間、安全月間活動に応じて、各項目を推進、強化しています。更に、毎年、環境/安全目標を定め、それらを記載したカードを社員に配布して意識の向上を図っています。

環境方針
  1. 内部、外部の環境問題に関心を持とう
  2. 規則を遵守し、継続的に改善しよう
  3. 安心して生活と仕事ができる環境を構築しよう
  4. 持続可能な社会活動に取り組もう
  5. 全員参加で改善目標を達成しよう

年度初頭に環境方針を説明し、従業員全員で共有しています。

化学物質の管理状況についての報告(PRTR法への対応)

台湾政府へ化学物質の届出を毎月、実施しています。化学物質の管理は引き続き実施中です。

騒音、振動、臭気について

台湾政府環境局より非定期に立ち入り検査を受けていますが、指摘事項を受けていません。

環境データ

画面を左右に動かすと、表組みの情報がご覧になれます

項 目 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度 2021年度
廃棄物処理量(t) 175 203 207 159 186
埋立率(%) 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
埋立量(t) 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
エネルギー使用量
(原油換算:kl)
電力 996 1,095 1,005 774.5 1,066
燃料 189 214 206 196.3 229
合計 1,185 1,309 1,211 970.8 1,295
温室効果ガス排出量(千t-CO2 3.4 3.8 3.4 2.1 2,556
水使用量(千m3 10.7 12.2 11.3 10.3 10,636
  1. 毎年の温室ガス排出量を集計しています。
  2. 工場毎のエネルギー及び水の使用量、廃棄物排出量の削減計画を作成し、毎月、進捗を管理しています。異常があれば、原因究明を実施し対策を取っています。
  3. 2019年、ボイラーの燃料を重油より都市ガスへ変更しました。

公正な事業慣行

汚職に関する方針

法令、および社会倫理を遵守しています。

サプライヤーマネジメントに関する取り組み

サプライヤーに関して、横浜ゴムの要領に基づいた関係構築に向け、採用基準の整備、契約、管理に努めています。

サプライヤーから横浜ゴムへの要望や意見

代理店を通して意見が上がってくる仕組みを整備しています。

消費者課題

消費者とのコミュニケーション

企業概要、製品概要等については、ホームページを開設しています。
また、年2回顧客満意度調査を実施しており、製品・サービスの向上を図っています。

苦情などへの対応

お客さまのご要望に速やかに対応できるよう品質保証のしくみを作り、それに従って対応しています。

地域社会とのかかわり

毎年1月に、中壢工場から工業区の中にある廟までの道路を従業員全員で清掃しています。また、毎週月曜日に中壢工場の前の道路を清掃しています。

中壢工場周辺の清掃活動(2022/1/3)

中壢工場周辺の清掃活動(2022/1/3)

2009年度から、年に1回、苗栗縣が主催する地域美化活動である海岸の清掃活動に毎回、参加しています。
2021年はコロナ禍のため開催されませんでした。