何を目的に取り組んでいるの?

「参加者の環境意識の啓発」、「防災、環境保全林の形成」、「温暖化抑制への貢献」、「生物多様性の維持」、「地域社会とのコミュニケーション」を目的に、ただ木を植えるだけではなく、地球環境・地域社会の“命を守る緑環境再生活動”として取り組んでいます。

参加者の環境意識の啓発

苗づくりから植樹、その後の杜の育成までを自前で行う当活動。参加することで生まれる「気づき」が、参加者の環境意識啓発に役立っています。

防災、環境保全林の形成

植樹種に選んだ常緑広葉樹は台風でも倒れにくく、さらに燃えにくいため、地震・台風・津波・火災など災害時の被害を最小限にするとともに、住民の避難場所としても利用できます。このYOKOHAMA千年の杜活動で培ったノウハウは、2012年より取り組みを開始した津波対策としての「森の防潮堤」づくり(大槌町「平成の杜」植樹)に活かされています。

温暖化抑制への貢献

世界各地にある当社の製造拠点にその土地本来の樹木を植えることで、杜がCO2を吸収・固定し、温暖化抑制に貢献します。

生物多様性の維持

千年の杜は、拠点によっては50種以上の多種多様なその土地本来の樹種を植樹するため、それ自身が生物多様性に貢献しています。また杜は、鳥や昆虫の生育環境を創造し、豊かな生物多様性を育みます。