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横浜ゴム、ラリーを題材にした映画「OVER DRIVE」に協力

2018年05月25日

  • タイヤ関連

横浜ゴム(株)は過酷なモータースポーツであるラリーを題材にした実写映画「OVER DRIVE」の製作に協力し、ADVANラリータイヤの提供と実際のレースでも行うタイヤサービスをサポートした。劇中では主役チームのスピカレーシングファクトリーとライバルチームのシグマ・レーシングのラリーカーなどにヨコハマタイヤが装着されるほか、車両やレーシングスーツにYOKOHAMAのロゴが掲出される。さらに、サービスピットのシーンでは実際にレース現場で活躍しているヨコハマタイヤサービストレーラーが登場する。「OVER DRIVE」は2018年6月1日より全国公開される。

「OVER DRIVE」はラリーへの挑戦を通して若者たちの熱い愛と絆を描いたヒューマンエンターテインメント作品。「海猿」「MOZU」「暗殺教室」など数々の大ヒット作品を手掛けた羽住英一郎監督がメガホンをとる。キャストは主人公のメカニックを演じる東出昌大、その弟で天才ドライバー役の新田真剣佑が出演。劇中では実際のレースに参戦してきた国内外のラリー仕様車が登場する。横浜ゴムは熾烈なラリーの戦いを表現した同作品を通じて 、モータースポーツへの真摯な取り組みと今年誕生40周年を迎えるグローバル・フラッグシップタイヤブランド「ADVAN」の訴求を図る。

ラリーは世界各地で多くの大会が開催されており、横浜ゴムは1970年代から国内外のラリーに参戦し、輝かしい戦歴を残してきた。海外ではサザンクロスラリーで1972年から5年連続優勝、サファリラリーで1975年から3年連続クラス優勝、アジア・パシフィックラリー選手権で1988年の初代チャンピオンを含め4回のチャンピオンを獲得している。さらに、2006年のプロダクションカー世界ラリー選手権(PWRC)の第1戦、第5戦、第6戦で優勝したほか、2011年のインターコンチネンタル・ラリー・チャレンジ(IRC)のプロダクション部門でシリーズチャンピオンを獲得した。

国内では1979年からスタートした全日本ラリー選手権において、これまでに数多くのシリーズチャンピオンを獲得している。近年では2014年、2015年にトップカテゴリーのJN6クラスで2連覇(2014年は全6クラス中5クラスでチャンピオン獲得)、2016年にJN5クラス、JN2クラスでチャンピオン、2017年にJN2クラスで2連覇を達成している。

現在、横浜ゴムは国内ラリー用タイヤの主力商品として、ターマック(舗装路)用の「ADVAN A052」、グラベル(非舗装路)用の「ADVAN A053」をラインアップしている。

映画に登場するスピカレーシングファクトリーのADVANラリータイヤ装着車 (C)2018「OVER DRIVE」製作委員会

映画に登場するスピカレーシングファクトリーのADVANラリータイヤ装着車 (C)2018「OVER DRIVE」製作委員会