ニュースリリース

横浜ゴム、「ADVAN Sport V105」にランフラットサイズを追加

2018年04月26日

  • タイヤ関連

横浜ゴム(株)は、グローバル・フラッグシップタイヤ「ADVAN Sport V105(アドバン・スポーツ・ブイイチマルゴ)」に新たにランフラットサイズを追加し、2018年4月27日から発売する。発売サイズは275/35RF19 96Y~205/60RF16 92Wの全8サイズ。今回発売する新サイズのサイドウォールにはランフラット構造タイヤであることを示す「Z・P・S」マークが打刻されている。同商品には希望小売価格を設定する。

「ADVAN Sport V105」は、世界有数のプレミアムカーに数多く新車装着されているグローバル・フラッグシップタイヤ。今回追加したランフラットサイズは、空気が抜けた状態(ゼロプレッシャー状態)でもタイヤが車両を支えられるようタイヤのサイドウォール(タイヤ側面)を強化した。新開発の「小型化ビードフィラー」と適切に組み合わせ配置した「2ndフィラー」の採用及び、ビードフィラーゴムの低発熱化を実現することでランフラットタイヤに求められる耐久性を向上。この効果によってサイドウォールを強化する部材の軽量化が可能となり、タイヤの軽量化を実現した。(※サイズにより採用技術が異なります。)さらに専用のプロファイル設計、構造設計を施した結果、「ADVAN Sport V105」の特徴である超高速域での運動性能、ウェット性能や静粛性、快適性の高次元でのバランスも実現している。

ランフラットタイヤは、パンクなどで空気が抜けた状態でも一定速度で、一定距離を走行できるタイヤ。パンク時の走行安全性の向上、スペアタイヤ不要による車両の軽量化や省資源化のほか、燃費の向上、車両ユーティリティー向上などのメリットがある。横浜ゴムは独自開発のサイド補強型ランフラットタイヤ「Z・P・S(Zero Pressure System)」シリーズを展開しており、今回の「ADVAN Sport V105」ランフラットに加え、V103系パターンを採用した「ADVAN Sport Z・P・S」やスタッドレスタイヤ「アイスガード トリプル Z・P・S」を販売している。

なお、横浜ゴムのランフラット・テクノロジーを採用したタイヤは世界有数のプレミアムカーにも新車装着されており、BMW社の新型「X3」には「ADVAN Sport V105」の「245/50R19 105W ★ RSC」、ダイムラー社の「メルセデス・ベンツGLAクラス」には「C.drive2」の「235/50R18 97V MOE」を納入している。

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