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横浜ゴム、2017年度連結決算は増収増益、過去最高の売上高を達成、営業利益22.7%増

2018年02月19日

  • 経営関連

横浜ゴム(株)の2017年度連結決算(2017年1月1日から2017年12月31日)は、売上高が前期比12.1%増の6,680億円、営業利益が同22.7%増の519億円、経常利益が同35.2%増の529億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同87.5%増の352億円の増収増益となり、過去最高の売上高を達成した。

タイヤ事業では、新車用はアジアを中心に海外が好調で販売量、売上高ともに前期を上回った。国内外のプレミアムカー向けも順調だった。市販用も東南アジア、ロシアを中心に好調に推移し、国内でもスタッドレスタイヤ「iceGUARD 6(アイスガード シックス)」が好調に推移したほか、
11月にはプレミアムコンフォートタイヤ「ADVAN dB V552(アドバン・デシベル・ブイゴーゴーニ)」を発売するなど、高付加価値商品を中心に販売が好調で、販売量、売上高ともに前期を上回った。
MB(マルチプル・ビジネス)では、ホース配管や工業資材、ハマタイトは好調で売上高は前期を上回ったが、航空部品は民間航空機向けが低調で前期を下回った。
ATGは、農業機械用タイヤをはじめとするオフハイウェイタイヤが新車用および市販用ともに販売が堅調で、想定どおりに推移した。

なお、IFRS(国際財務報告基準)の適用を2017年度の有価証券報告書から開始する。IFRS準拠の数値(会計監査終了前)は売上収益6,463億円、営業利益542億円、当期利益396億円となる。

2018年度の業績予想(IFRS適用)は売上収益6,700億円(前期比3.7%増)、営業利益600億円(同10.7%増)、当期利益400億円(同1.0%増)を計画している。

決算ハイライト(百万円)

事業別 (百万円)