サプライヤーの労働慣行評価

KPI

  • 項目

    労働慣行に関する評価を行ったうえで、取引を開始した新規サプライヤーの割合

  • 2017年度実績

    (連結)100%

  • 2018年度実績

    (連結)100%

  • 項目

    CSR自己診断や詳細な分析を実施した上で、労働慣行へのマイナス影響を特定したサプライヤーの数

  • 2017年度実績

    ゼロ

  • 2018年度実績

    ゼロ
    サプライヤーに対し、CSR自己診断を要請し、労働慣行への対応について、より詳細な分析を実施。
    労働慣行へのマイナス影響を特定したサプライヤーはありませんでした

責任部門

グローバル調達本部 原料調達部 資材調達部

考え方・目標

なぜ「サプライヤーの労働慣行評価」が重要取り組み項目なのか
理由と背景の解説

横浜ゴムグループの商品は、天然ゴムをはじめ、油脂、オイル、鉱物などの自然資源や工業品・加工品を使っています。将来的に、安定的に倫理上問題なく調達を行っていくためには、その自然資源の育成・採取や工業品・加工品の製造にかかわる方々が家族と安心して生活ができ、健やかにまた安全に働ける労働環境が整備されていることが大切であることから、その労働慣行評価を行うことは重要な課題と認識しています。

新規取引開始時の労働慣行評価

CSRアンケートを実施し、労働条件に関する質問への回答を依頼しています。

サプライチェーンにおける労働慣行評価への認識

各拠点のある国や地域によっては、国外・地域外から働きに来ている場合もあり、同じ作業が、同じ労働条件になっていない可能性があり得ると認識しています。

著しい影響があると判断したサプライヤーへの対策

著しい影響があると判断したサプライヤーに対しては、是正をお願いします。

例)児童労働(就学させていないなど)、強制労働(長時間労働・適切な休暇がない・低賃金など)が発覚した場合、著しい影響かあると判断いたします。

悪質な場合は、取引を停止するといったペナルティがあることを通知し、状況に応じて対応します。

目指す姿(達成像)/目標

業界再編や新たに進出した国・地域で、現地の原材料を調達する場合に、漏れなく評価を行い、確認して取引契約を行う仕組みが構築されている姿を目指します。

目指す姿に向けた施策

行動指針、調達行動規範に沿って、当社従業員が新規サプライヤーの評価を確実に行っていることを点検します。

2018年度の活動レビュー

取引先勉強会では、取引先に対し、自社のみならず、子会社・仕入先等のサプライチェーン全体における職場安全を、影響力の及ぶ範囲で未然防止・是正する取り組みを要請しました。サプライヤーへのアンケートや訪問監査を実施しましたが、改善を図るような事例はありませんでした。

課題と今後の改善策

今後進出する拠点の国や地域の状況を横断的に情報共有するため、管理システムの運用を推進します。
海外サプライヤーのアンケート集計結果の分析を進め、対応策を検討します。