次の100年に向けたSDGsへの取り組み

事業とSDGsとの結びつき

横浜ゴムは、事業を通じた取り組みと「持続可能な開発目標(SDGs)」の目標を照らし合わせて推進状況の現状を確認し、今後どの目標分野の取り組みを強化していくべきかを分析しました。これに基づいて、今後横浜ゴムの重要課題の見直しを図っていく予定です。
全グループ会社を対象に、社会課題に対してどのように取り組んでいるか、計画、実施状況、モニタリング、成果のコミュニケーションの4つの視点から資料とインタビューを基に評価しています。

バリューチェーンを通じた取り組みとSDGsとの関わり

【VOICE】分析・評価機関からのコメント
一般財団法人 日本品質保証機構 地球環境事業部 環境審査課長 倉内 瑞樹氏

一般財団法人 日本品質保証機構
地球環境事業部 環境審査課長
倉内 瑞樹氏

今回SDGsというフィルターを通して、横浜ゴムグループのビジネスパフォーマンスと、そこに至るプロセスを確認させていただきました。評価結果としては、CSR経営ビジョン、横浜ゴムグループ行動指針、GD100、環境GD100で示されたベクトルに従って実践されている、あらゆる取り組みから、結果としてSDGsの目標のほぼすべてがマッピングされ、組織の経営そのものが、持続可能な開発のための社会課題解決に、しっかりと繋がっていることが確認できました。
バリューチェーンにおけるマッピング結果をみると、上流工程においてもSDGsに繋がる取り組みが複数現れているなど、正の影響の強化・負の影響最小化のいずれにおいても数多く現れており、それらが以前から持続可能性に関する明確な目的をもって実行されていたことは大変評価されるべきポイントであると考えます。今後は持続可能な開発目標において、さらに優先して取り組むべき課題は何なのかを、マテリアリティ分析や、ステークホルダー・ダイヤログ等を通して見直しされると良いでしょう。
これからの100年においても、持続可能な開発を基礎とし、「幸せと豊かさに貢献」し続けるグローバルカンパニーであることを期待しております。

※このコメントは、掲載しているCSR REPORT 2017が、一般に公正妥当と認められるサステナビリティ報告書などの作成基準に準拠して正確に測定、算出され、かつ事項が漏れなく表示されているかどうかについて判断した結論を表明するものではありません。