ヨコハマタイヤで活躍した選手が一同に介した表彰式

2017年の「ヨコハマ・モータースポーツ・スカラシップ」は、前年に続いて1人2シリーズまでの登録を可能としているほか、30歳以下の方には登録時にポイントを進呈して若手選手も強力にサポートしています。さらに2017年はJMRCシリーズ戦やTOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Raceを対象カテゴリーに追加、より裾野を拡げて多くのモータースポーツ愛好家を支えてきました。

成績に応じてポイントが与えられ、累積するとタイヤと交換することが出来るスカラシップ制度。そのポイントを9月26日の時点で集計し、一定以上の点数を得た方を対象とした表彰式を11月23日に東京都内のホテルで開催しました。

朝から清々しい青空に恵まれた東京、表彰式には40名の受賞者の方々にご出席をいただきました。式は主催者を代表して横浜ゴム株式会社モータースポーツ推進室長・阿部義朗の挨拶で開会、各カテゴリーでヨコハマタイヤをお使いいただいて活躍されたみなさんに、表彰状を贈呈しました。

気になるポイントリーダーですが、栄えあるトップとなったのは全日本ジムカーナ選手権のSA2クラスで最終戦までチャンピオン争いを演じた澤平直樹選手。126ポイントを獲得、その活躍を讃えて表彰状とトロフィーが贈られました。

なお、ジムカーナでは澤平選手が最多得点となりましたが、このほかダートトライアルでは全日本選手権のSC1クラスでチャンピオンを獲得した山崎迅人選手、ラリーは全日本選手権のJN2クラスを戦った明治慎太郎選手、TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジは西シリーズのE-1クラスで年間2位となった高桑真人選手が、それぞれのカテゴリーでトップとなりました。

選手同士、そしてヨコハマタイヤスタッフと親睦を深めた懇親会

やや緊張気味の面持ちを見せた選手も多かった表彰式が終わり、小休止をはさんで隣の会場で懇親会がスタート。消費財製品企画部長・政友毅の音頭で乾杯、場の雰囲気はこの乾杯でガラリと変わって会場は和やかなムードに包まれます。

参加されたみなさんは料理に舌鼓を打ちつつ、もちろんアルコールも用意されていますので、あちこちのテーブルで乾杯やお酌をし合う姿が見られました。テーブルは概ねカテゴリーごとにまとまってスタートした懇親会ですが、時間とともに同じカテゴリーを戦った選手同士で一年を振り返りながら健闘を讃えあう光景のみならず、異なるカテゴリーに参戦する選手同士の会話も弾んでいきます。同じヨコハマタイヤで戦う選手同士、和気あいあいとした雰囲気の中で時間を過ごしておられました。

ヨコハマタイヤのスタッフも各テーブルをまわって、選手のみなさんと親睦を深めていきます。もちろんタイヤに対するご質問にお答えしたり、みなさんから寄せられた忌憚の無いご意見やご要望にも真摯に耳を傾けていきます。懇親会の中では開発を担うMST開発部長の秋山一郎とMST開発部技術開発2グループリーダーの山根賢司も挨拶、これからもみなさんの戦いを足元からしっかり支えていく思いが改めて伝えられました。

そして会場には、2017年の全日本ダートトライアル選手権を、同選手権では18年ぶりとなるADVANカラーのマシンで戦って5年連続チャンピオンを獲得した谷田川敏幸選手も来場。一年間の戦いを振り返りつつ、先日参戦されたラリークロスのエキシビジョンマッチで優勝を飾った喜びも語っていただきました。

大いに盛り上がった懇親会、楽しい時間は過ぎていくのも早いものです。最後はモータースポーツ推進室プランニングマネージャー・中山稔の挨拶から一本締めで、みなさんの健闘を讃えつつ来シーズンのますますの活躍をお祈りしました。